お部屋探しのポイント
初めての方には難しそうに思える部屋探しも、きちんと段取りを踏んで動けば大丈夫。注意しなくてはいけない点、知っておきたい点を含めて、ここでよく理解しておきましょう。
No.1 条件を決める
自分にあった住まいの条件を決めましょう。
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予算
まず考えなくてはいけないのは予算です。家賃は毎月の収入の3分の1が目安となります。ボーナスやアルバイト代などの臨時、不安定な収入はいれません。 学生やひとり暮らしが初めての方は3分の1より少なめがいいでしょう。また、毎月支払う費用として、管理費あるいは共益費、駐車場代など、物件により条件も異なります。
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広さと間取り
広さは、物件を決める上で非常に重要です。よく、「8畳の洋間でゆとりがある」など聞きますが、同じ「8畳」でも、建築の建て方、寸法取りによって「8畳」の室内面積が異なります。
居室の広さを意味するこの「○畳」は、ある程度の目安とはなりますが、それだけで広い、狭いというのは確実な広さとはいえません。
そこで、ポイントとなるのが『専有面積』です。『専有面積』とは、入居者で使用することができる部屋部分すべての面積ということです。家賃を支払う上で、広い専有面積の方が狭い面積より格安となる訳です。
●単身者なら、『ワンルーム』から『1K』が適当ですね。『1K』とは、ひとつの居室とキッチンの”K”を意味します。
●荷物が多い人や単身赴任者などは、『2K』など居室にゆとりがあるものがいいでしょう。
●世帯向けになると、生活する人数によって、必要とする居室の数に違いが出てきますので、生活リズムや生活する人数で間取りを決めることが大事です。
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場所
希望する物件の間取りや賃貸条件の次は、「目的とする物件がどのような場所にあるか?」です。
●大学生や専門学校生ならば、各自のライフスタイルにあった物件探しが必要です。学校の近くで探したいという人、アルバイトをしたい人なら目的物の周辺など、いろいろ条件が変わります。
●社会人ならば勤務先との距離や駐車場の有無など生活に密着した環境が必要となります。
●世帯の方ならば、子供の学校を考慮して小学校や中学校への通学路の安全性なども必要条件です。
賃貸条件がわかれば、物件を借りるために必要な諸経費も計算することができます。それをふまえて入居予定日をだいたい決めることも重要です。
また、入居がすぐ出来る物件と数日たたないと入居できない物件があります。それに伴い、引っ越しできる日にちなども関係してきますので、これらをふまえて入居予定日を決めるのも必要です。
No.2 情報収集
最近は不動産検索サイトがあるので、家や会社にいながら物件の情報を集めることが出来るようになりました。
また、不動産情報雑誌や新聞などでも入居者を募集する業者もあるようです。しかし、雑誌などは、原稿の作成から出版まで速くて10日、遅いと1ヶ月程かかります。その結果、鮮度が悪くすでに契約済みの物件が紙面を占めることがほとんどです。
不動産検索サイトでも、更新が遅れがちの業者や、実際には募集していない物件を載せたりと、中身があるようで実際にはありません。
しかし、日建の場合は、ホームページを都度更新してますから、最新の情報をどこでも見ることができます。
No.3 不動産業者へ連絡
条件に合った物件が見つかれば、不動産会社に早速連絡しましょう。事前に電話やメールで訪問する事を伝え、自分が集めた資料を以外に他にも物件が無いか、探しておいてもらう事もコツです。
会社を訪問した際、入居に関する希望条件をこまかに伝えましょう。 担当者があなたのライフスタイルや希望条件を知る為にいろんな質問をしますがこれも明確に答え希望を伝えましょう。
これによりあなたの希望する物件を営業マンがピックアップする大事な作業なのです。
No.4 自分の目・足で部屋を下見
条件に合う部屋があれば下見に出かけます。数が多ければ最重要というわけではありませんので、1日に3〜5件くらいまでを資料から絞り込んで下見しましょう。
下見は担当者同行の場合と、鍵を渡されて自分たちだけでの2パターンがあります。担当者が同行する場合、車利用がよくありますが、現地では自分の足でも歩き、駅からの所要時間や商店街の感じなど、歩いてみないとわからない雰囲気を掴んでおきましょう。
また、女性の一人暮らしの場合は、深夜の帰宅に備え、防犯面も考えながら歩いてみましょう。
No.5 入居申込
物件を決定すると「入居申込書」を記入します。その前に、契約期間・更新料の有無・解約予告は何ヶ月前か・修繕費の負担・禁止事項・敷金の返還についてなど確認しましょう。
<入居申込書の記入>
申込書には、契約する人の氏名・勤務先・学校名・現住所・年収などを記入する必要があります。漏れのないように正しく記入しましょう。
契約にあたり、保証人が必要となります。保証人とは、契約する人の身の上を保証できる人のことであり、様々な条件があるので、誰でもよいというわけではありません。
入居申込書には、保証人についても同じように記入する必要がありますので、事前に、身内の方に相談して記入内容を聞いておけば、スムーズに進みます。
※入居申込書に虚偽の記入をしたり、記入内容が事実と相違することが発覚した場合、入居をお断りすることもあります。
<入居の審査>
これをもとに貸主側は、入居審査をします。通常ならその場か翌日、遅くても3日以内に返事があります。後は、重要事項の説明を受け、契約です。
No.6 契約時の確認
契約は以下の段取りで行われます。
重要事項を説明されます
不動産会社の宅地建物取引主任者が物件内容を説明し、署名・押印する。
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契約書を読み、疑問があれば質疑応答
※契約書を読んで疑問点、不明点があればその場で質問、納得するまで内容を確認しましょう。
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契約書に署名・押印
※数カ所に及ぶこともあるので注意しましょう。
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必要費用を支払う
※敷金、前家賃、仲介手数料、保険料などを支払います。契約開始が月の中途の場合、家賃がきちんと日割りになっているかを確認しましょう。
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契約書、領収書、鍵を受け取る
※領収書には家賃など詳細を書いてもらいましょう。契約書1部、重要事項説明書1部、鍵の受領書にサインをして鍵を受け取りましょう。 これで契約終了です。